Yahoo!ショッピングや楽天市場などのショッピングモールを使わず、独自でECサイトを立ち上げる場合、集客方法は主に広告とSEOになります。独自でECサイトを立ち上げる方にとってSEOはなくてはならない2大集客方法のうちの一つですが、ECサイトでのSEOは、サイトを構成するカートシステムの仕様が非常に重要になってきます。

無料のものも含めECサイトを構築できるカートシステムは非常に沢山ありますが、SEOを意識して開発されたものは案外少ないです。少ない中からECサイトを構築するカートシステムを見つけなければならないのですから大変ですが、まずはSEO的側面から見たショッピングカートの選び方をご案内します。ショッピングカートを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

・ページが全て静的に生成されている。 

例:TOPページ⇒商品リストページ(カテゴリ別一覧等)⇒商品詳細

SEOでは検索エンジンに対し全てのページを読ませることが重要です。また検索エンジンはTOPページより順番にページを辿ってサイト内のページの確認を行っていきますが、途中に動的なページがあると正しくページを認識してくれない可能性があります。全ページを検索エンジンに正しく認識してもらうには全てのページが".html"で終わるような静的なページで構築されていることが理想です。
ちなみに、TOPページから商品ページまで全てのページが静的に構築されているショッピングカートはほとんどありません。

※良い例、悪い例
○ TOP(http://seoxseo.com/)⇒商品リストページ(http://seoxseo.com/list.html)⇒商品詳細ページ(http://seoxseo.com/item/001.html)
× TOP(http://seoxseo.com/)⇒商品リストページ(http://seoxseo.com/list.cgi?id=001&a=3&b=3)⇒商品詳細ページ(http://seoxseo.com/item/001.html) 
※検索エンジンが商品リストページを認識できない可能性がある。
× TOP(http://seoxseo.com/)⇒商品リストページ(http://seoxseo.com/list.html)⇒商品詳細ページ(http://seoxseo.com/item/item.php?product_id=3 )
※検索エンジンが商品ページを認識できない可能性がある。 

・RSS配信機能がついている
検索エンジンはRSSを読みに来るため、またRSSリーダーやその他SEOの作業を行うにあたりRSS配信機能が付いていることは何かと有利です。
※RSS配信機能がついているショッピングカートはほとんどありません。

・サイトマップ(sitemap.xml)機能がついている
ショッピングサイトに商品を登録するたびに商品ページを含む全ページのサイトマップ(sitemap.xml)を再構築してくれる機能があると、GoogleウェブマスターツールやYahoo!サイトエクスプローラーにサイトマップを登録することでかなり正確に全てのページを検索エンジンに認識させることが可能です。ショッピングカートなどの非常にページ数が多くなるサイトにこそサイトマップ機能が必要なのですが、現在一般に流通しているショッピングカートにはほとんどこれらの機能はついていません。

・PING配信機能がついている
YahooやGoogleをはじめとしたPING受信サーバーを用意しているサービスに対し新商品の追加などのPING情報を送る機能が付いている場合、新商品を追加した後すぐに検索エンジンに巡回してもらうことが出来るかもしれない。また多数のPING受信サーバーにPINGを送ることにより宣伝効果、被リンク対策にも多少の効果があります。この機能を搭載しているショッピングカートはほとんどありません。

・W3C(XHTML+CSS)で構築されている、もしくは構築することが可能である
SEOを行う上ではXHTML+CSSの構造でサイトが構築されていることがベストです。ショッピングカートは基本的に自動的にHTMLタグを出力する仕様なのでショッピングカートのスクリプトに古い仕様でのHTMLの記載がされている場合プログラムの分からない方にはXHTML+CSSで構築しなおすことは非常に困難です。こちらに関してもW3Cに準じたXHTML+CSSで構築されている、もしくは構築可能なショッピングカートは意外に少ないのが現実です。 

・ページタイトル、H1、H2が適切に設定されている、もしくは自由に設定できる。
SEOを行う上で<title></title>タグで囲まれる各ページのページタイトルは非常に重要ですが、TOPページ、商品リストページ、商品詳細ページのタイトルをそれぞれ自由に編集できる仕様であることは非常に大切です。最近のショッピングカートは大抵これらの仕様を満たしているようです。ちなみに<title></title>タイトルタグの設定の仕方は下記のように設定するとよいかと思います。
TOPページ:「(キーワードを含む短いキャッチコピー+):ショップ名」
商品リストページ「カテゴリ名:ショップ名」
商品詳細ページ「(キーワードを含む短いキャッチコピー+)商品名:ショップ名」

例 ※SEOチェックツールというカテゴリに被リンクチェックツールという商品があった場合
TOPページ "検索エンジン用ツール販売の「SEOトリック」" 
商品リストページ "SEOチェックツール:SEOトリック"
商品詳細ページ "被リンクチェックツール:SEOトリック" 
非ASP型ECサイト | 2009/04/13(月) 20/41/11 | yoshiki